アイメイト後援会では、八王子の工学院大学で毎年8月に行われる「わくわくサイエンス祭」に参加しています。後援会の会報に掲載された、後援会員のリポートをご紹介します。
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大学の先生と楽しむ「理科教室」に参加して
8月25日 午前4時半起床 昨晩も暑苦しく熟睡できず目覚めが悪い。朝一番に入浴、残り湯に首まで浸かってしばしまどろむ、頭から冷水のシャワーを浴びてやっと目が覚める。
いつものメニューの食事をしている間、家内は「Eちゃん」にブラッシング、2日前にシャンプーを済ませたのでほのかに「リンス」のにおいがする。出発までの間、テレビのニュースと新聞に目を通す。
今日は快晴、残暑が厳しく暑い一日になりそうだ。6時半「Eちゃん」と共に我家を出発、途中「Sさん」を乗せ「Mさん」宅に向かう。「Mさん」ご家族と「Tくん」を乗せる。
車には人間様が5名、そして本日の主役、お犬様が2頭一番後ろの席に乗り込み、ナビをセットして7時に出発。積載加重300〜350キロ、排気量1800ccの車で八王子の工学院へ向かう。
お犬様2頭は最初はじゃれあっていたがやがて静かになり、そのうち横になって寝てしまった。
車は16号線を一路北進、2時間半掛かって工学院に到着。最初にお犬様に「ワン・ツウ」をさせるが、「ワン」のみで「ツウ」はしない。リードを持っていざ会場へ、途中「Eちゃん」は「ツウ」をする。散歩に出かけるときの何時もの癖である。Cキューブに到着、1階の階段室ロビーが会場のようだ。既に皆さんが到着して、会場の準備がほぼ整っているようだ。お犬様をロープにつないで写真パネルを掲示するのをお手伝いして開始の時間になる。
統括責任者よりお話を伺い自己紹介を済ませるころには、子供たちがやってきた。会場はオープンなので少々暑苦しく、主役の犬たちは「ハーハー」と喘いでいる。
今年のテーマは“「アイメイト」ってなんだろう?! 光のない生活を知ってください”。
会場は入口から、アイメイトグッヅ販売コーナー、点字コーナー、その向かいにアイメイトとの触れ合いコーナー、その左横に歩行体験の受付と使用者のコーナーだ。奥の通路が体験歩行の場所、既にパイロンが置かれ準備万端。
今年で10回目の参加との事、初参加の私はどのように子供たちと触れ合えばよいのか、しばし状況の観察。こちらの心の準備が整わないうちに子供たちがやってきた。犬のそばに来てすぐにタッチする子供、躊躇して触ろうとしない子もいる。「ワンちゃんはおとなしくていい子だよ。触ってごらん」とやさしく話しかけても、こわごわとタッチしてくれる。犬がおとなしくしているのでやがてあちらこちらにタッチする。子供の中には「自分の家でも犬を飼っているんだよ」と話しかけてくる子もいる。
親子づれのグループが来た。子供は犬にタッチして楽しんでいる。その子のお母さんに「パピーウォーカー」について話をすると、そばに居た子供が「うちはマンションに住んでいるので犬は飼えないの」とさびしそうに話してくれる。犬好きな子供たちにとって良い触れ合いの場なのだと実感する。
子供が小さいときに、子犬を飼うことが出来れば、子犬のときは触れ合って遊び、犬が大きくなった時には犬に子供が遊んでもらい、犬の一生に子供のときからお付き合いをすることによって、子供にとっては良い情操教育になるのですが。それぞれの家庭環境の違いで犬を飼育する事は難しいことなのですね。
そうこうするうちに、「Mさん」に声を掛けられて、体験歩行の整理券を持って犬達と一緒に上にいきました。通りすがりの子供達や家族に「体験歩行」のご案内をして整理券の配布、皆さん大変興味を示され大勢の方々に券を配ることが出来ました。
初参加の私は「点字の体験」を試みることにしました。名前をひらがなで書いてそれぞれの仮名に該当する点字を丸で囲み、まずは練習です。
点字を打つのは初めてなので色々勉強になりました。点字の文章は全部で113種類の文字から成り立っているのです。長方形の枠のテンプレート、縦長の枠の左右に凹面が3個1列に並び、その凹面に併せて点字を打つのです。文字はテンプレートの右側から打ちます。一文字は六つの点の中からいくつかを選んで表現すること、濁音、半濁音等は2マス6×2の12の点を利用して表現することも初めて知りました。また、点字を打つときは右側から、読むときは紙を左右ひっくり返して左側から凸の部分を指先で読むのですね。
練習をして絵葉書に本番の点字を打ち、出来上がったものを使用者の方に読んでいただきました。評価は「大変上手に出来ています」とのことでした。点字を打つのに、先のとがった鉄筆のようなもので打ちますが、力をしっかりと入れないときれいな「凸」が出来ないということがわかりました。何事も初体験、点字について色々な知識を得ることが出来ました。
私たち健常者の指先の感覚では、小さな点の集まりで文字を読むことはなかなか難しいのに大変なことだと感心いたしました。麻雀パイの盲パイでもなかなか難しいのに。
カメラを持参したので色々なスナップを撮りながら、体験歩行の現場を見学に行きました。
歩行体験は協会の原指導員が介添えして「アイメイト」と一般参加者の体験歩行です。通路に置かれたパイロンを右に左によけて歩行し、終点でUターンして元の場所に帰る。一見何でもないことのように思えますが、目の不自由な方にとっては「一歩」歩くのでも大変なことなのに「アイメイト」の介添えで目的地まで無事にたどり着くこと「アイメイト」無くしては出来ません。訓練士さんの忍耐と努力、訓練された犬の賢さ、忠実さには感心いたしました。
終了の時間になったので、販売コーナーでTシャツ、エコバック等を購入、会場の後片付けをして帰路に着きました。帰りは中央道の「八王子I.C.」から高速に乗り、途中渋滞はあったものの2時間で横浜に到着。犬たちは車が動き出すとすぐに横になって寝てしまいました。
暑い中、なれない場所で大勢の子供たちとの出会いがあり、一日お役目を果たしてくれたお犬様お疲れ様でした。参加された皆様もさぞお疲れになられた事と思います。お疲れ様でした。
初参加の私、今日一日色々な体験をさせていただき有難う御座いました。来年もお手伝い出来たらよいと思います。諸先輩の皆様方、今後共ご指導ご鞭撻の程宜しく御願いいたします。