ア イ メ イ ト 後 援 会 つ う し ん

04●新米会員のバザー体験記
(文と写真:福永達子)
5カ月前から、打ち合わせを重ねて
-
3月8日、アイメイト協会後援会による『菜の花募金協力バザー』が無事に終わりました。5ヶ月の準備期間中は嵐のような忙しさでしたが、新米の私にとっては、皆さんとお近付きになれるいい機会だったと思います。
私が後援会に入ったのは去年の10月10日。帝国ホテルでの40周年祝賀会で、高橋久子さんにとても親切にしていただいたのがきっかけです。そして志村さんの「良かったら、あさって集まりがあるから来てみれば」の一言が、それからのバザーに捧げた5ヶ月間の始まりでした。
(昨年の)10月12日(日)、初めて参加した集まりは、バザー委員会発足第1回目の会合だったのです。その場で本田さんから書記を頼まれてしまい、「ハイ、これがノートね」と渡されて、初仕事はその日の議事録作り。参加者の顔と名前もわからず、「あの人はどなたですか」などと聞きながら必死で会議中のメモをとりました。
バザー委員会の議事録は毎回、役員とバザー委員の他、同窓会役員にも送ります。点訳は、松岡さんを通して木村和さんにお願いしました。木村さんはパソコンを使って点訳を行い、点字プリンターでの打ち出しと発送をして下さるのです。
その後、本田さんと比較的家が近かったこともあって、喫茶店でのミニ打ち合わせを重ね、いろいろ教わりながらお手伝いさせていただきました。本田さんの行動力と段取りの良さは、とても私には真似のできないもので、各方面への連絡や下打ち合わせなどがいつの間にか済んでおり、お会いする時にはいつも、「その件は○○さんに了解をとっておきましたので、これとこれをお願いします。」などとテキパキ頼まれてしまうのです。
山のように届いた献品を仕分け・値付け・梱包したり、お茶したり…
-
『ミニ通信』11号のバザー特集にも書いてありましたが、一つのイベントを成功させる為の労力は相当なものです。でも、バザー初体験の私にとっては全てが驚きと勉強の連続で、準備期間はとても楽しく感じられました。委員会の度に、どなたかが必ず持って来て下さるお菓子も密かな楽しみでしたし、皆さんの顔と名前をどんどん覚えていくのもうれしい事でした。
値付け作業では、さらにたくさんのお手伝いの方達とご一緒させていただきましたが、さすが毎年やっていらっしゃるだけあって、皆さん手慣れたものでした。仕分け・値付け・梱包作業は予定よりも早く済んでしまい、平日に予定されていた作業日も必要なくなってしまった程です。山のように届いたダンボール箱を一つずつ開けて、中の物を日用雑貨・タオル寝具など、売り場毎に仕分けしていくのですが、私は長川さん率いる衣料雑貨の班で値付け作業を行いました。高価なバッグが出てくると、数人が集まって「欲しいっ!」。
でも今回は事前買いをしないルールなので、みんな我慢して値付け作業に戻ります。今回から取り入れた色違いのガムテープを使い、売り場毎に決めた色で梱包していきました。
バザー前日、東急への搬入は風が強い日でしたが、塩屋専務と指導員の方達、鈴木会長や平井さん、志村さん、斎藤さんなどが中心となって、2トントラック2回分と協会のワゴン車に満載の荷物を運び終えました。一息ついた時、缶コーヒーと竹村さんお手製のパウンドケーキでお茶をした事も忘れられません。それから売り場用の台を組み立てて会場作り。みんなで一丸となっての力仕事でした。
値付け・搬入作業では、中野さんをはじめとする指導員の方々のお手伝いも、貴重な戦力でした。お忙しい中を本当によくやって下さったと思います。
バザー当日。開店前からの行列にびっくり!
-
そしてとうとう3月8日、バザー当日は前日の冷たい風とは打って変わっていいお天気でした。8時半集合なのに私は5分遅刻。塩屋理事長ご夫妻はもう見えていました。まだ朝の肌寒さが残る中、塩屋理事長がにこやかに挨拶され、加えて本田さんからの諸注意と、鈴木会長からの「今日一日、ボランティアよろしくお願いします!」の声で身が引き締まります。『アイメイト協会後援会』の赤い腕章が配られて、不思議な連帯感と責任感を感じたのは私だけではないはず。
お客さんはどの位来てくれるのだろう。品物は売れるかしら。と心配でしたが、開店前から列を作って並んでいる人たちを見て、びっくりしながらも一安心。
私は今回、売り場担当ではなくフリーで本田さんを手伝う予定だったので、準備時間には会場内にポスターを貼ったりしていましたが、急遽ペット用品を受け持つことになりました。結果は上々。犬用『ささみジャーキー』と何故か『キャットフード』、その他5〜6アイテムしか扱っていないにも関わらず、とにかく量で勝負とばかりに売りまくりました。対岸(?)の食料品やタオル・寝具はどんどん売れて品物が減っていきますが、『ささみジャーキー』と『キャットフード』は何箱あったのか、売っても売っても新しいダンボール箱が減りません。
でも自分達もしっかり楽しみました。いっしょに売り場を担当した若村さんは、「ちょっと一回りしてくるね」と言って出て行っては、何か抱えて帰ってきます。私は食い気優先で、喫茶コーナーのクッキーやパウンドケーキ、クレープなどを、その場で食べたりお土産にしたりと、何度も買いに行きました。
アイメイト使用者の皆さんもお手伝いに駆けつけて
-
ペット用品を売っていて、ひとつ自分でもうまくやったなと思ったことがあります。犬用の首輪が何点かあったのですが、全く同じ物が、ひとつはむき出しのまま、ひとつはきちんとビニールの袋に入っていて、ビニールに入ったものの方が高く値付けされていました。あるお客さんに、「これ、同じなのにこっちの方が高いのね。」と言われてしまい、とっさに「一応チャリティバザーと言うことで、少しでも見栄えのいい物は高く付けさせていただいているんですよ。」と説明したところ「ああ、なるほどねぇ。」と納得してもらえたのです。値付けして下さった方も、もちろんそのつもりだったのかもしれませんが、私は自分の説明に大満足。こういう小さな事でも、うまく行くとすごくうれしいものですよね。
午後、ラッフルの抽選が行われました。抽選会の時は見に行けませんでしたが、預かった分もあるので、結果を見に3時過ぎにラッフルコーナーへ行ってみました。つい立いっぱいに貼られた模造紙に走り書きされた当選番号から、抽選会の盛り上がりを感じます。自分の持っている番号を一生懸命さがしましたが、目玉賞品は当たっていませんでした。後から当選結果を見に行った副会長の平井さんが、うれしそうに戻ってきたのでみんなで聞いてみると、見事5万円の旅行券が当たったということです。旅行券を寄付した鈴木会長の、ニコニコしながらも納得のいかない(?)表情を、私は見逃しませんでした。
販売を担当された牧原さん、当日担当の三村さん、島田さん他の皆さん、ご苦労様でした。ガールスカウトの皆さんも、お手伝いありがとうございました。
バザーには、アイメイト使用者の方々もたくさんお手伝いに来て下さいましたね。私は直接お話したり、サポートなどもできなかったのですが、皆さん十分に満足していただけたのでしょうか? 当日、皆さんが買い物を楽しんだり売り場でお手伝いしている姿を見て、一般のお客さんは、アイメイト(人と犬)の素晴らしさを改めて理解したことと思います。
街を歩いていても、あんなに沢山のアイメイトに出会う事は滅多にありません。犬との接し方(接しないのが正しい接し方ですが)、アイメイトの役割など、勉強して帰った人も多いのではないでしょうか?
ちょっと残念なこともあったけど、学ぶことが多かった一日
-
長いようであっという間の1日でしたが、無事に終わってホッとしています。でも、ちょっと残念な話も耳にしました。
一つは万引きがあったということです。献品して下さった方の気持ち、値付けや搬入の労力、全てが何の成果も残さずに消えてしまうわけで、本当に悔しいし残念です。そういう事をする人には、チャリティだろうが何だろうがきっと関係ないのでしょうね。いろいろ対策も考えたつもりでしたが、やはり素人の私たちにできることは限られており、そこまで目が行き届かなかったという他ありません。同窓会の方から「高価なものだけでも中央に置いたら」という意見も出ていますが、本当に真剣に考えなければならない問題です。
もう一つは、、値付けのお手伝いをお願いした時に「事前買いができないなら手伝いに行かない」と言う方がいらっしゃったということです。買い物を楽しみにしている方がいらっしゃるのはわかりますが、バザーの準備は裏方の作業です。品物を買うのもバザーへの貢献だという意見に反対はしませんが、後援会主催でバザーをやる以上は、一般の人たちに、いかに気持ちよくたくさん買っていただくかということを主体に考えて、準備作業を行うことが大事なのではないでしょうか?
もちろん、ボランティアと言えども自分なりの喜びを見つけることは大切だと思います。でも、アイメイト協会の主旨に賛同して後援会に入ったのなら、使用者の自立した姿を見ることでもやり甲斐を感じる事ができるし、バザーの売上や菜の花募金の数字は、はっきり目に見える形での成果ですよね。そういう手応えがあるから、みんな一生懸命やっているのだと思います。私もまだ始めたばかりですが、いっしょに楽しく頑張りましょう。
今回、バザーの準備に参加して、本当に学ぶことが多く勉強になりました。今回の経験を生かして、これからも自分のできる範囲で、末永くアイメイト協会を応援していきたいと思います。最後に、バザー委員長を務められた本田さん、本当に本当にお疲れ様でした!
つ ぎ の レ ポ ー ト >>
<<< ト ッ プ |
<< 会 員 レ ポ ー ト も く じ